🎪 主催者ガイド — 初めてのイベント開催の進め方
マルシェ・音楽イベント・地域の催しなど、名古屋で小〜中規模のイベントを開くときの標準的な流れです。 規模や会場で前後しますが、「いつ何をするか」の目安として使ってください。 自治会・町内会の行事(地蔵盆・夏祭りなど)は自治会・町内会の催しガイドにまとめています。
行程表
- 3〜6か月前
1. 企画を固める
誰に来てほしいか、規模(来場者数・出店数)、日程の候補、予算の上限を1枚にまとめます。名古屋は桜(3〜4月)と秋(10〜11月)に公園の行為許可が集中します。10月は「名古屋まつり」をはじめ市内の行事が重なるので、その時期を狙うなら日程を早めに押さえます。同じ日に大きな祭事や他のイベントが重ならないか、当サイトの一覧で確認しておくと安心です。
- 3〜4か月前
2. 会場を押さえる
公園・広場・寺社の境内・商業施設・ホール・空き店舗など。屋外は雨天時の代替(順延日か屋内)を先に決めておきます。名古屋市の都市公園を独占して使う場合は「都市公園内行為許可」が必要で、申請の前に公園を所管する土木事務所(または指定管理者)への事前相談が要ります。使用料と許可条件は内容によって変わります。会場ごとの慣例(使用料・電源・水道・搬入時間・音量)を必ず聞きましょう。
- 2〜3か月前
3. 出店者を集める
出店料・区画サイズ・搬入時間・持ち込み備品・食品の扱いの可否を決めて募集をかけます。当サイトの「出店者募集」に載せると、登録済みの出店者から応募が届き、承認すると連絡先が相互に開示されます(無料)。
- 1〜2か月前
4. 届出・許可を済ませる
内容によって必要な届出が変わります。下の「届出の一覧」を見て、該当しそうなものは早めに窓口へ相談を。消防の露店等の開設届は管轄消防署(予防課)の窓口受付で平日8:45〜17:15、愛知県警の道路使用許可は申請から交付までおおむね7開庁日かかります。食品は保健センターへの届出が前提なので、メニューが決まったらすぐ動きます。
- 1か月前
5. 告知を始める
まず当サイトにイベントを掲載(無料・審査あり)。掲載ページはX・LINE・Facebookに共有でき、Googleのイベント検索にも対応した形式で公開されます。チラシ・SNS・会場の掲示・地元メディアへの情報提供を並行して。
- 2週間前
6. 当日の段取りを共有する
出店者向けの案内(搬入経路・時間・区画図・ゴミの扱い・雨天判断の時刻と連絡方法)を1枚にして送ります。スタッフの役割分担、本部の場所、救護・落とし物・トイレの案内も決めておきます。
- 当日
7. 運営
開場前に区画・電源・動線・看板を確認。問い合わせは本部に集約し、SNSで「開催中」を発信。写真は次回の告知に使えるので、混雑時と会場全景を撮っておきましょう。
- 終了後
8. 振り返りと次回へ
来場者数・売上の目安・トラブルを記録し、出店者に御礼と簡単なアンケートを。当サイトの掲載イベントには来場者のレビューが集まるので、次回の改善材料になります。
届出の一覧(名古屋市の場合)
名古屋市・愛知県警の公式案内へのリンクです。県内の他の市町村は窓口が異なります。制度は変わることがあるので、必ず最新の公式情報と窓口で確認してください。
食品を提供する(イベント等の実施計画届)
対象: 主催者・食品を扱う出店者イベントで飲食提供を行う場合、主催者または出店者が「イベント等の実施計画届」を提出します。窓口はイベント実施場所を管轄する保健センターで、名古屋市電子申請サービスでも提出できます。加熱の有無や提供品目で扱いが変わるので、メニューを決める前に相談すると手戻りがありません。
名古屋市「食品取扱施設 イベント等の実施計画届」 ↗模擬店・バザーを出す(模擬店等の実施計画表)
対象: 主催者模擬店やバザーを行う場合は、催物実施者が「模擬店等の実施計画表」を実施場所を管轄する保健センターに届け出ます。こちらも名古屋市電子申請サービスに対応しています。
名古屋市「食品取扱施設 模擬店等の実施計画表」 ↗屋外で火気を使う・露店を出す(消防)
対象: 主催者火災予防条例第69条により、祭礼・縁日・花火大会・展示会など不特定多数が集まる催しで、対象火気器具等を扱う露店・屋台を開設する場合は消防署長への届出が必要です。窓口は露店を開設する区の消防署本署(予防課)で、平日8:45〜17:15。電子申請と郵送にも対応しています。露店を開設しない場合でも対象火気器具等を使うなら消火器の設置が必要です。
名古屋市消防局「露店等の開設届」 ↗道路を使う(パレード・歩行者天国・路上の出店)
対象: 主催者道路を通行以外の目的で使うときは、その場所を管轄する警察署長の道路使用許可が必要です。窓口申請のほか e-Gov の電子申請にも対応しています。申請から交付までおおむね7開庁日(休日を除く)かかり、祭礼行事は交通規制の調整が必要なため十分な事前相談が求められます。工作物を置く場合は道路管理者の占用許可も別に要ります。
愛知県警察「道路使用許可、通行許可等の申請手続き」 ↗公園・広場を使う
対象: 主催者公園の一部または全部を独占して行う行事・大会・イベント(盆踊り、お祭り、運動会、撮影会など)には「都市公園内行為許可」が必要です。申請の前に公園を所管する土木事務所または指定管理者への事前相談が必要で、申請書・利用場所の図面・企画書(計画書・スケジュール)を添えます。使用料がかかります。
名古屋市「都市公園行為許可」 ↗キッチンカーで出店する
対象: 出店者車両で調理・販売するには食品衛生法の営業許可(自動車営業)が必要です。窓口は保健センターで、厚生労働省の食品衛生申請等システムからオンライン申請もできます。出店者側の手続きですが、主催者は出店者が許可証を持っているか確認しましょう。
名古屋市「食品取扱施設 営業許可」 ↗イベント保険の考え方
来場者のけがや物損に備える賠償責任保険、雨天中止などの損失に備える興行中止保険、スタッフ・出店者向けの傷害保険が代表的です。1日〜数日の短期契約ができる商品を各損害保険会社が扱っており、規模と内容によって保険料が変わります。
会場側が主催者に賠償責任保険の加入を条件にしていることも多いので、会場を押さえる時点で確認しましょう。当サイトでは特定の保険商品の推奨や比較は行っていません。加入は各社の公式窓口または保険代理店へご相談ください。
あると便利なもの(主催者側)
本部まわり
- 本部用テント・机・椅子
- 拡声器またはハンドマイク
- 救急セット
- 落とし物用の箱と貼り紙
- 現金の釣銭(出店者用ではなく本部用)
- 延長コード・電源リール(会場の電源位置を先に確認)
案内・掲示
- 会場マップ・区画図(拡大版)
- 入口看板・のぼり
- トイレ・喫煙所・ゴミの案内表示
- 養生テープ・結束バンド・S字フック
- 雨天時の案内文(事前に印刷)
安全・天候
- テントの重し(風対策は最優先)
- ブルーシート・雨具
- 熱中症対策(給水・日陰・塩分)
- 消火器(火気を使う場合)